相続税の節税対策(12)

土地のみが相続財産

平成27年の相続から相続税の基礎控除額が現行の60%になりますので、
相続税の納税者が大幅に増えるものと思われます。

当相談室の相談でも現行の基礎控除額なら相続税がかかりませんが、平成27年度の基礎控除なら税金が発生するケースがかなりあります。

相続財産が土地のみの場合を考えてみましょう。

実際にあった話をご紹介します。

相続人は子供2人、相続財産は土地のみであった。

弟は土地の一部を貰いたいと兄に申し出をしたので、話し合いで弟に2/10を与えた。
その土地は兄が使用しているので弟は名義のみの土地所有者となり、固定資産税のみ
を負担することになった。

しばらくしてから弟は兄に対して所有している土地を買ってくれないかと申し出をした。
兄は買うことに承諾した。弟は土地売却に伴う所得税と住民税を負担し、兄は
不動産取得税を支払うことになり、要らぬ税金をそれぞれ支出することになった。

これらの支出(税金)をしない方法として代償分割というやりかたがあります。

代償分割とは、共同相続人のうちの1人または数人が相続財産の現物を取得し、

その代償としてその人が他の共同相続人に対して債務を負担する分割の方法をいいます。

すなわち兄が土地を全部相続し、その見返りとして弟に現金を与える。

その結果、所得税・住民税・不動産取得税の支出が回避されます。

この方法は理解しておくべきでしょう。

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